珪藻土補修について

当社の新築やリフォームの施工後でもよく見かける珪藻土の割れや、写真の様な隙間ですが、これは木の伸縮が原因です。

壁のボード継ぎ目や壁と壁の角(入隅部)なども良く割れてしまいますが、これも下地や構造の木の動きによるものです。

木は湿度に応じて伸縮しますが、珪藻土は伸縮しないため、このような状態になり、特に施工して1~2年位は、補修をしても再発する可能性が高いです。

ですので、見た目的に気になる場合以外は、2年経過してからの補修がお勧めです。

隙間が大きい場合や、珪藻土自体が欠けてしまった場合は、新規の材料の補充が必要になりますが、それほどでもなければ、霧吹き等で水を掛け、表面を土状態に戻すことで、比較的簡単に補修することができます。

因みに漆喰の場合ですが、こちらは水を掛けても補修はできません。

新規材料での補修が必要になりますのでご注意ください。

田口

珪藻土を塗る前に

珪藻土はクロス上に塗ることが可能です。

 

クロス貼り替えの場合は必ず今貼ってあるクロスを剥がす必要がありますが、珪藻土は今のクロス上に施工が可能です。

(材質や凹凸がある場合など、条件にも寄りますが・・・)

それでも何もせずに珪藻土を塗る訳ではありません。

当社が施工する際は必ず下地作業として、今貼ってあるクロスを壁に止め直します。

写真(分かりづらいかも・・・)の様に、タッカーと呼ばれるホッチキスの様なものでクロスを石膏ボードに止め直しをしています。

DIYで施工する方で直接塗っている方も多いとは思いますが、タッカーは安価な物もありますので、ひと手間掛けると良いと思いますよ!

 

田口

 

 

 

天井スピーカーを露出配線

お客様から天井にスピーカーを吊り下げたい、というご相談をいただき

施工したのが昨年のこと。

天井にスピーカー配線を隠すには、

仕上がっている内装ごと天井を壊さなければならないので、

あえて、露出配線!

鋼管部材を白く塗装し、天井を這わせました。

メンテナンスでお邪魔しましたら、きれいにドライフラワーが

掛けられていて、思わずパシャリっ!

田口スピーカー、素晴らしい音を奏でておりました。

栗原

スイッチあれこれ

雨の多かった夏場、台風シーズン、、、

気付けば、街にはクリスマスソングが流れる時期になりました♪

 

お住まいの戸建ての全面リフォームをいただいておりますお客様宅で、

いろいろな種類のスイッチを付けさせていただきました。

標準では、パナソニックのコスモシリーズを付けさせていただいておりますが、

アクセントとして部分的に変えることも可能です。

こちらは、木の丸い台座にぽちっと押すスイッチ!

毎日の暮らしが、ちょっと楽しくなるアイテムですね。

 

ecomoバイク部で、東北道を走ってきました。

帰りのパーキング、こんな造りで風情がありました。

「鬼平江戸処」と呼ばれる羽生パーキング(上り)です。

鬼平犯科帳の鬼平??と疑問に思って調べてみたら、、、

https://www.driveplaza.com/special/onihei/

なるほど!

中のお店も、美味しそうなものばかりでした。

ecomo 栗原

珪藻土塗り体験会

 

先日、珪藻土のセルフビルドをご予定されているお客様に珪藻土塗り体験会にご参加いただきました。

 

ecomoで使用しているオリジナル珪藻土ecomoパウダーと水を撹拌(かくはん)機で混ぜるところから始まり・・・

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いよいよ実際に塗っていきます。
こての使い方からレクチャー。

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石膏ボードの上に珪藻土を乗せて・・・

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塗り広げます。

 

 

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お施主様、イメージを掴んで頂けたでしょうか。
本番、頑張って下さいね!!

 

ecomo栗原

オリーブグリーンの珪藻土、作成中!

 

 

過去に塗った珪藻土の補修用にオリーブグリーンの珪藻土を調色中です。

ecomoで使用している珪藻土に色粉を入れてオリーブグリーンを目指します。

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緑色と山吹色と黒色の配合を、ハカリを使って微量ずつ調整して・・・

こんなにたくさんのグリーンができました!

混ぜているうちにどんどんかけ離れていってしまったりして、ちょっと挫けそうになったりしつつも、なんとかイメージに近いものも出来上がりました!

 

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珪藻土は白~ベージュっぽい色を使うことが多いのですが、
ご希望に応じて色を混ぜてお好きな色にすることも可能です。

 

ぜひご相談くださいね!!

 

リフォーム部 鹿又

マンション内装工事中

現在横浜のマンションでリフォーム中の現場では、内装の漆喰左官中です!

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ecomoのリフォームでは、全部屋を漆喰にするケースは意外と少なく、珪藻土にて仕上げるケースが大半を占めます。

この理由の一つは調湿性能の違いです。

珪藻土も色々な商品があるので一概に言えないのですが、ecomoの珪藻土と漆喰では、調湿性能が大きく異なり、圧倒的に珪藻土が勝ります。

結露対策や夏の湿気対策としてご検討されるなら、珪藻土となりますが、ecomoの珪藻土は漆喰と比べると、一番白くてもだいぶオフホワイト色になりますので、ホワイトデザインを重視される場合は漆喰が良いと思います。

但し、リフォームの場合は新規ボード上への施工ではないケースが多いため、施工するうえでご了解頂きたい部分もありますので、漆喰にて検討される場合は、一度スタッフにご相談頂きたいと思います。

リフォーム部 田口

 

内装工事中現場のご紹介

茅ヶ崎市で内装に珪藻土を左官中の現場のご紹介です!

ちょうど造作オープン棚の背中部分への左官前でした。

今回の様な背板無しの場合、収納内部に珪藻土が付かないように養生を徹底する必要があるため職人は塗る前の事前準備が大変です。

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しかし珪藻土の調湿能力は、材料の質は当たり前ですが、塗る面積にも比例するので、背板のある家具で、家具後ろの壁を塗らない場合より、今回のようなオープン棚で、背中まで塗った方が効果が発揮されます。

今回は扉の無い棚ですが、扉があった場合でも収納内部のへの効果を考えると、背板無しはお薦めだと思いますよ!

リフォーム部 田口

 

 

 

床下調湿工事 施工中

今日はとあるお家で、床下の調湿工事を実施しました。

ecomoでは床下に珪藻土を石にした「珪藻石」を入れて、調湿をおこないます。

改修工事などで床を一度解体する現場であれば、比較的作業も楽なのですが、今回はそうではない現場の為、職人が狭い床下に潜っての作業となりました。

珪藻石を入れるだけでも大変な作業ですが、床下が土の場合は、まずビニールシートを敷く作業からスタートするので、結構大変です。

と言っても、私は潜れるような体ではないので体験談ではありませんが、見ているだけで誰でもそう感じると思います。

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また、珪藻石を入れるのと同時に、外周に設けてある通風孔も閉じています。

これにより、夏場は外の湿気が床下に入ってこない、冬場は外の寒い空気が床下を流れないため床が底冷えしない等のメリットがあります。

床下は普段見ることが難しい場所の一つですし、家の構造で最も重要な土台があります。

ここをしっかりメンテナンスすることをお薦めします。

リフォーム部 田口

 

珪藻土のお部屋での冬の過ごし方

冬も深まり、日に日に寒さが増してきましたね。
ecomoの事務所内でもだいぶ前から、必ず誰か一人は咳したり調子を崩したりしています。

冬はもともと湿度が低い日が多いのに暖房などで部屋が乾燥していると、
のどの粘膜の防御機能が低下するのでウイルスなどにも感染しやすくなりますよね。
珪藻土を施工された部屋でも、冬何もしないと乾燥してしまいます。
そんなときには水を霧吹きで壁に吹きかけるというのも部屋の乾燥対策になります。

面倒くさがりな私は、湿度が低い日には夜のうちにニットなどの陰干し用の洗濯をして、寝室においてある平干し用のタオル掛けに干してから、室内を暖めるためにエアコンをつけます。

 

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そして室内が暖まった頃にエアコンを消して就寝します。
すると朝方にかけて室温が少しずつ下がってくるとともに、部屋の湿度は上昇します。
珪藻土のおかげか結露もほとんどなく、今のところ快適な朝を迎えられています。
仕事をしていると、忙しい朝に洗濯機を2度も3度も回すのが難しいので、
洗濯物が多いときには夜のうちに1回分回せると朝の時間の短縮にもなりますし、
まさに一石三鳥!!!とも言えると思っています。
これで暖かい春が来るまで風邪やインフルエンザにかからずに乗り切りたいです。

 

リフォーム部 鹿又