高性能で、木の温もりを感じる南欧風の家(鎌倉市/H様邸)

地球とその家にこれから暮らす人のことを考え抜いた設計

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もともと同じ場所に建っていた築40年の家に住んでいたHさん。その当時カビや害虫に悩まされていたそう。さらにお子さんが生まれるタイミングでアレルギーの心配もあり建替えを決意。

「いろいろな施工会社を調べていたんですが、エコモさんの空気のおいしい家と書かれた広告を見て、気になって見学会に行きました」とはご主人。ユニットバスなどの人工的な設備以外で家を構成するものは、基本的に自然素材を使用し、すべて土に還るものを使用するというエコモのコンセプトに惹かれたそう。

また、建替え前から使用していた物で、使える物があれば使用したいという要望があったHさん。「他の施工会社は、めんどうくさそうにして嫌がってたんですけど、エコモさんは逆に『使えるものは使いましょうよ』と言ってくれたのが嬉しかったです」とは奥様。

照明器具やトイレの便座、エアコン、食洗機、ウッドデッキの素材などを丁寧に解体し、タイプ別にナンバリングをして保管。作動確認や清掃をして新しい家に設置した。

様々なパーツを再利用したことで予算にも優しく、住む人の健康を考えた自然素材を使用した、Hさんの理想の家が建った。

「一番気に入っているのは 『健康に住める点』と『性能の良さ』です」とはご主人。
科学塗料の影響も少なく、接着剤には口に入れても無害なものを使用するなど、徹底して自然素材にこ だわったエコモ。

また、これから何十年と暮らすお客様のために性能面も追求した。
「立地的にHさんのお宅は風邪の通り道にあるため、窓の配置には最新の注意を払って設計しました」とは設計を担当した植田さん。
1階南側に位置するリビングの窓から、玄関への通りぬけ、階段の窓から2階フロアを通り、子供部屋や主寝室に届くなど、家全体に『風が広がる設計』を施している。

また、断熱材には自然素材のセルロースファイバーを使用し、夏は涼しく、冬は温かいという理 想の家に仕上げた。建替え以前に比べると、電気代が半分以下になったそう。

さらに、西陽があたり部屋干しが出来る家事室や、リビングのマドを出窓にすることで、観葉植物や小物などを置けるスペースを確保するなどの利便性も追求し、住む人に『優しい』省エネで高性能な家が建った。

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