地震と避難経路

栗原に引き続き、私も地震の話題を。

少し前になりますが、
先日の久々の大きな地震、びっくりしましたね。
我が家は、ecomoの耐震おじさんに耐震補強設計をしてもらってリフォームしたので、
震度4くらいなら安心です^^
子供たちは全く気付かずに寝ていました。

揺れている最中は震度は分かりませんので、
こういう時は起こした方が良いのか?
寝ぼけて2階から避難すると余計危ないのではないか?
などとと悩み、
「地震だよ~」と大きめの声で起こそうとしても、起きず。
そうこうしているうちに揺れが収まったので、
「まあいっか」と寝なおしました。
我が家は火を使う時間帯ではなかったので、
揺れている最中は、身の安全を守り、
家具が倒れたりしている状況であれば、
揺れが収まってから安全な場所への避難経路の確保、になりますね。

先日の地震は、
いざというときのために
避難について再確認するきっかけになりました。

自治体によっては、
危険なブロック塀を撤去したり低くしたりする工事に対する補助金や、
耐震診断、耐震補強工事の補助金等もありますので、
もう一度、地震が起きた場合のご自宅の安全性について考えてみてはいかがでしょうか。

リフォーム部 鹿又

東京や埼玉で震度5強!耐震+制震を考える

こんにちは、7日の夜に発生した震度5強の地震、ちょっとびっくりしましたね!

ecomoの耐震おじさん、栗原です。

筋交いや金物で揺れに耐える「耐震」に加え、

揺れを吸収する「制震」という地震対策があります。

黒いパーツが制震ダンパー!

地震エネルギーを吸収するゴムが入っています。

新築でもリフォームでも可能です。

 

リフォームのお客様お二人から、雨水貯水タンクを付けられたとのことで、

その画像をアップさせていただきます。

自分でも簡単に取り付け可能だそうです。

こちらも、お客様施工!

雨樋の縦管から雨水を取り入れ、200リットル貯水できます。

自治体によっては、助成金制度もあります。

耐震の重要性

昨晩の地震、大きかったですね!

被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

東日本大震災より、今年で10年になります。

ecomoでも、多くの耐震改修工事をさせていただいております。

1995年の阪神大震災では、家屋の倒壊が多くみられました。

木造戸建ての耐震性を考える場合、建てられた年代で分けられます。

・昭和56年6月以前の建物(旧耐震基準)

→大地震で倒壊する危険性が高いと言われています。

・昭和56年6月から、平成12年5月までの建物(新耐震基準)

→要注意。

・平成12年6月以降の建物(現行耐震基準)

→おおむね安心。

「新耐震基準」の建物でも、現在の基準を満たしていない可能性が大きく

耐震性の確認が必要であるとされています。

栗原

耐震工事 2期目スタート

前回ご紹介した耐震補強工事の現場です。

1階と2階の工事スケジュールを分け、2階から施工を始めましたが、2階の内装工事も終了し、1階の工事が始まりました。

2階もそうでしたが、今回は断熱材の入れ替えまで行う工事の為、耐震補強箇所以外の壁も全て解体しています。

DSC_6321 (480x640)

耐震補強は、まず今の家にどの程度の強度があるかを調べる「耐震診断」から始まり、その後に補強設計をしていきますが、最低基準以上の強度にすることが目的となります。

そのため最低基準を大きく上回る補強も可能なのですが、補強箇所が増えるだけではなく、そもそも補強に必要な壁が少なく、壁を増やす工事が必要になったりと、費用も大きく膨らんでしまいます。

最低基準以上であれば、どこまでの補強をするかはお施主様次第ですので、まずは希望をお伝えいただければと思います。

DSC_6330 (640x480)↑施工後の金物等の確認もしっかり行っております!

リフォーム部 田口

 

 

耐震補強工事中

柱と土台に耐震補強用の金物を設置しているところです。

2階 柱止め X6,Y7 柱脚 (640x480)
藤沢市からの耐震補強工事の補助金申請のため、このような耐震補強箇所が確認できる写真を全箇所撮影しています。

内装を含めた大規模なリフォームをお考えの場合は、耐震補強工事も併せて行うと、補強工事のためだけに内装を復旧・補修する、ということがなくなるので、とってもお得ですよ!

 

リフォーム部 田口

耐震技術認定講習に参加!新耐震基準の家屋にも耐震化の動き

3年に一度の講習会に、参加してまいりました。

熊本地震の後、ということもあり、熱の入った講習、参加者も真剣に聞き入っています。

 

耐震講習

昭和56年の新耐震基準以前の木造住宅の耐震化は、助成金等で進められてきました。

ただ去年の熊本地震以降、「昭和56年以降平成12年以前の建物」は『被害の抑制についての取組みが必要』との考え方が始まっています。

簡単には「新耐震基準の木造住宅でも耐震を考えた方がいいですね!」ということです。

今後の動向に注目したいところです。

 


先週、ロマンスカーの展望席の最前列が取れたので、箱根にいってきました。

ロマンスカーLSE

この赤いロマンスカーも来年で引退のようで、鉄男の自分としてもいい思い出に(*´∇`*)

リフォーム部 栗原

 

耐震+制振工事を!

昨日当社が所属している耐震の組合から、制振ダンパーの商品説明がありました。

こちらがチラシ↓

dsc_5398

制振ダンパーの特徴は、チラシにも大きく記載されていますが「繰り返しの揺れに強い」ということでした。

熊本地震でも、このダンパーが設置されていたお宅は被害が無く、その周りの住宅は、危険や要注意といった判定になったケースもあるそうです。

熊本地震は、最大震度が7の揺れが2回発生ています。

現在の建築基準法や耐震基準は、1回の大地震で倒壊しないことを目的としていて、繰り返しの大地震は想定されていません。

通常の耐震改修に費用がプラスされるお話ですが、今後は制振という考え方は重要視されるように思います。

耐震補強を検討される方は、制振も一緒に検討されると良いのではないでしょうか。

リフォーム部 田口

 

 

 

茅ヶ崎市で耐震診断。ecomoの診断は‥

昨日食べた鰻でパワー満タンのはずが、、、今日の晴れ→雨→晴れ→雨→晴れ、でヘロヘロ!

さて、茅ヶ崎市で木造2階建て戸建ての耐震診断を行ってまいりました。

さすがにこの時期!午前中から暑そうなので、お客様にご了承いただき朝一番から診断させていただきました。屋根裏はサウナ状態で厳しいです。

茅ヶ崎市 耐震診断

耐震診断ではどんなことをしているのかを、ご紹介します。

※※ 床下をチェック ※※

床下収納庫や畳をめくった下から床下に侵入し、1階の耐震性を調査します。

・基礎の状態

・土台や柱、筋交いの状態

等を調べてまいります。

※※ 天井裏をチェック ※※

押入の上にある天井点検口から侵入し、2階の耐震性を調査します。

・柱や筋交いの状態

・屋根裏の状態

この時期は、屋根裏はサウナ状態!診断員も決死の覚悟で突入です(笑

※※ 屋内、屋外をチェック ※※

・壁の状態、開口部の確認、劣化度の確認

・基礎の状態、外壁や屋根の状態

ここは私の仕事、床下や天井裏はその道のプロに任せて、、、

耐震診断 床下


ecomoではさらに、耐震以外の箇所もチェックしております。

「家屋診断」と呼んでいますが、床下の湿気やシロアリの食害等々‥

潜った床下や屋根裏で得られる情報を収集し、今後のリフォームの参考としていただいております。

ご依頼お待ち致しております。

リフォーム部 栗原

 

 

木造住宅耐震改修工事補助金制度!各自治体HPをチェック

平成28年度の、各自治体による耐震工事への助成金制度がスタートしております。

藤沢市,茅ヶ崎市,耐震改修

藤沢市 木造住宅耐震改修促進事業補助金のご案内はこちら

茅ヶ崎市 木造住宅耐震改修促進事業補助金のご案内はこちら

 

対象となる建物は、昭和56年5月31日以前に建てられた木造の戸建てです。

その他にも要件がありますので、ご確認なさってみて下さい。


 

昭和56年5月31日、耐震の話でよく出てくる日付です。

建築基準法の改正で、「新耐震」基準が設けられました。

つまり、助成金の対象となる住宅は「旧耐震」の建物ということです。

以降も改正があり、新耐震の建物でも現在の基準で耐震診断すると、足りていない建物が多いです。

リフォーム部 栗原