メンテナンス(漆喰)

お久しぶりです、寺前です。

今回久々に漆喰壁のビス穴の補修をしてきましたので、どのように補修をしているのかを写真付きでご紹介をしようかと思います。

 

まず用意するのは、

・漆喰(粉状)

・霧吹き

・コテ(バターナイフなどでも代用可)

・容器(小さいタッパーなど)

・ふるいにかけられるもの(茶こしや味噌こしなどの細かいものが良い)

・ドライヤー(時短の場合)

・240番程度の紙やすり

・雑巾

 

①漆喰のネタを作る

まずは粉状の漆喰をふるいにかけ、つなぎ材(綿っぽいもの)を取り除きます。

綿を取り除きましたら水を適量混ぜヨーグルト程の柔らかさになるまでかき混ぜます。割とすぐに柔らかくなってしまうため、水は霧吹きで徐々に足していくのがおすすめです。

 

②補修箇所の手入れ

間違えて開けてしまったビス穴などは漆喰がバサついてしまっているので、まずは紙やすりで平らに整えます。

次に漆喰のネタが乗りやすいように霧吹きで補修箇所の周りを水が少し滴るくらい湿らせます。

 

③塗りこみ

練った材料を穴に塗り込み、コテで均します。

多少盛り上がっても問題は無いので、まずは埋めることを意識しましょう。

漆喰は珪藻土と違って抑えすぎても目立たないのでなるべく押さえて平らにすると良いです。

均しにくいなと思ったら追い霧吹きをして漆喰を少し柔らかくしましょう。 ※やりすぎ注意

 

④仕上げ

塗り込んだ箇所が乾いたら(時短の為ドライヤーを使っても良い)、紙やすりで段差を無くすように整える。

毛羽立ちが出てしまったら雑巾でサッとふきあげると解消されます。

これにて完了です。

補修した箇所は全然分からなくなっていますね。

 

他にも珪藻土や床の補修などもありますが、既に過去のブログにてご紹介されていますので気が向きましたらご覧ください。

無垢の床の補修の仕方

メンテナンス(珪藻土)

以上寺前でした。