№8 ルーバーを再考する。

2019年初めての投稿します。

よろしくどうぞお願いします。

今回はルーバーについてです。

 

ルーバーとは、あるピッチで隙間を開けながら並べて配置したものです。

ecomoでは木製のルーバーが多く用いられます。

機能面からすると程よく日の光や風を取り入れながら、他社からの視線を遮ると

いったところでしょうか。

今回は珍しくデザインにフォーカスしたいと思います。

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 例えば、この写真。

もし、このルーバーが無かったらどうでしょうか?

 

木製ルーバーがあることによって、

リズムが生まれて、表情に温度を感じます。

さらに木製ルーバー自体も1か所ではなく2か所配置され、

しっくい壁と木のリズムも表現されています。

 

 

続いてはこちら。

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デッキフェンスが存在することによって

白のボリューム・黒のボリューム・軒天井の羽目板の

遠近的な配置にメリハリがプラスされて、

全体の色彩のバランスが取れています。

 

最後にこちら

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ecomoでは意外とめずらしい縦ルーバー。

細めの角材を細かいピッチで配置することによって、

緻密さとか繊細さが表現され、日本人としてぐっとくるものがありますね。

 

ルーバーはそのピッチとバランスでカッコよさが決まります。

また、照明との相性も抜群に良いので、自分だけの空間を作りやすいです。

ルーバーだらけの家とかやってみたいなと思います。

ご検討のほどよろしくお願いします。

 

小村