目次
身体に優しい？手入れが大変？自然素材の家づくりを成功させる秘訣。
ecomo（注文住宅）とlog build（現場管理システム）の社長である中堀が全国の200社以上の建築会社さんとやりとりをしてきました。
弊社が自然素材の家を作り始めたのも、中堀が大気汚染が原因で病気を経験したから「人と地球にやさしい家づくり」をスタートしました。
ecomoで建てた家に15年住んでいました
私がエコモで新築事業を始めた時に第一号として自宅を建てました。建物には少し厳しい環境で建ててみました。海が好きだったので、リビングの掃き出し窓を開けるとその場が釣りできるほど海が近い！そもそも敷地境界が海の中でした。笑
今はそのお家は売却して、新しい事業の関係で横浜のマンションに住んでいます。今まで戸建ての一般的な賃貸、自然素材の戸建て、マンションと住んでみて１番の違いは…「気持ちよさ」が全然違いました。
「気持ちよさ」にはいろんな理由が重なったときに気持ちいいと感じるものです。
気持ちよさとは？
「気持ちよさ」をロジック的に考えると、「湿度」「匂い」「温度」この３つがとっても重要です。
湿度
日本は高温多湿の国です。5~9月までは特に湿度が高いです。
自然素材の家だと湿度の調整ができる材料を使っていれば…湿度は素材が勝手に調整してくれます。高温多湿の国と言っても冬は乾燥しますよね？冬のご飯と言えば…鍋！
鍋をしているときって蒸気がでるので、より暖かいと感じます。ということは…夏は乾燥させて、冬に加湿すると気温は同じだとしても体感温度が違うんです！
ハワイ行ったことありますか？日本と気温は似ていますが、湿度がハワイは年間ずっと70％くらいで日本は冬では50％以下、夏は80％です。砂漠があるような国に住んでいる人も日本の方がつらいなんてよく聞きますよね笑
珪藻土・断熱材
じゃあ！珪藻土を壁に塗れば解決だね！！
そんな簡単なことではないんです。珪藻土も「気持ちいい湿度に調整できる珪藻土」は北海道でしか採掘できません。湿度の調整は建物全体で工夫をしないと意味がありません。エコモでは壁の中も湿度を調整するものしか使っていません。
壁の中で重要なのが「断熱材」弊社では「セルロースファイバー」という新聞紙が原料の断熱材を採用しています。新聞紙で大丈夫？と思いませんか？
昔おばあちゃんの知恵で、雨で靴が濡れたから新聞紙を詰める、野菜がしなしなにならないように新聞紙で包む。なんてことしていませんでしたか？新聞紙は湿度を吸ったり吐いたりできるんです！
野菜になった気持ちになってください。笑
家全体が新聞紙に包まれているのがエコモのお家です。
珪藻土や断熱材だけでは湿度の調整は完ぺきではありません！それ以外の材料も湿度の調整ができないと意味がないんです。
自然素材という言葉に騙されないで！
「自然素材住宅」というと…壁が左官で無垢フローリング。これだけではお家は長持ちしませんよ！逆を言うと少しでも自然素材を使っていれば「自然素材住宅」と言えてしまうんです！
わざわざ壁の中の材料まで説明する会社さんなんてほとんどいないです。建築会社選びの時はこのようなところまで説明できる会社さんがいいと思います！材料の知識がないまま施工している会社さんも多いのが現実です。
自然素材のデメリット
費用
自然素材が世の中に多く流通しているものではないのでコストはやはり上がります。一般的な建材に比べると２割増という感じです。弊社のように全棟標準で自然素材を使っていないと安価にご提供するのが難しいです。ハウスメーカーさんだと珪藻土にしたとたん急に金額が上がった！なんてことも多いようです。
施工性
自然素材は工事の時に職人さんの技量によってばらつきが出てきてしまいます。壁紙職人さんは3~4年すると独立されることが多いですが、左官職人はそうはいきません。左官は10年やっても正直、下手な人もいます。なのでそもそも職人さんが少なくなってきています。
デザイン性
「自然素材＝ログハウス」のように木をたくさん使ったイメージの方が多いと思います。シンプルモダンにしたいから自然素材じゃなくていいや～。そんなことないですよ！自然素材でもシンプルモダンは出来ます！ただ…自然素材を強みにしている会社さんは木を多く使いがちです。笑
それが悪いとは思いませんがどうしても和風よりなデザインになってしまいます。ですのでデザインにこだわりたいときは、施工事例をしっかり見てから建築会社に行くことがおすすめです！
自然素材のメリット
上記で話していた湿度の調整以外に、、、
消臭効果
珪藻土は匂いの分解がとっても得意です！こちらの動画でもご紹介しています↓
防音効果
上記でご紹介したセルロースファイバーは防音性が高いことでも有名です！
過去にセルロースファイバーの特集もしているので是非ご覧ください↓
まとめ
自然素材のお家は何といっても長持ちします。湿度の調整をする材料しか使わないので壁の中でカビが発生しません。エコモはもともとリフォーム会社としてスタートしました。リフォーム相談で一番被害が大きいのが、壁の中のカビです。壁の中が密閉されて季節の温度差で結露して、カビが発生して、構造材が腐っていきます。古民家や神社などは古くからあるものですが、表面は少しカビが生えたとしても、構造は傷んでいないことが多いですよね！これは化学物質を使わずに建物を作っているからです。
神奈川県は全国的に見ても湿度が高いエリアです。一生に一度の家づくりですから、長持ちするお家にしませんか？
その場で見れる資料ダウンロード
弊社の建物の費用が分かる資料、設計士が実際に使っている土地評価シートを、簡単なアンケート入力後すぐに見れるのでお気軽にダウンロードしてください↓
資料ダウンロード
エコモでは初回相談から設計士が対応させていただきます。間取り作成からお見積もりも1人で対応させていただきますので要望が伝わらないという失敗はありません！
少人数制のため、ご予約からご相談日までお時間をいただく場合がございます。予めご了承くださいませ。
ご予約はこちらからお願いします。
