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全国の建築会社を周る社長が平屋についてお話しします！
ecomo（注文住宅）とlog build（現場管理システム）の社長である中堀が全国の200社以上の建築会社さんとやりとりをしてきました。
私は過去に平屋と２階建てどちらにも住んだ経験があります。だからこそ２つのメリット・デメリットを具体的に設計士目線でお話ししていきたいと思います！
平屋って実際どーなの？
平屋というワードは全国的に人気キーワードですよね！
ワンフロアで解決するあの間取りが誰でも１度は憧れます。家づくりのことをたくさん調べた方はご存じだと思いますが、エコモがある神奈川県や東京都ではそう簡単に建てられません。
今回は神奈川県で平屋を建てるときの注意点をお話しします！
価格
価格は高いです！何がそんなに高いのかというと…
下記のように平屋と２階建てで比べた時に、仮にどちらも延べ床面積（すべての床面積）は30坪だとします。
室内の広さは同じなのですが「屋根」と「基礎」の大きさが全然違います。価格が上がる原因はこれです！
土地には建蔽率や容積率という制限もあるので、30坪の土地を買って30坪の平屋を建てるという訳にもいきません。
なので単純に平屋を建てるには土地の大きさも必要になります。
平屋が人気の理由って？
なんとなく平屋って「幸せそうな家庭」のイメージがありませんか？これには理由があって、2階建てのお家だと「お子さんが帰ってきてそのまま部屋に入ってしまい寂しい」というイメージありませんか？意外かもしれませんがこの理由が1番多いんです。
老後のためを考えて…平屋のデザインが好き…というより「家族の時間」や「コミュニケーション」を家づくりに優先される方が平屋を採用される方が多いと思います。
あとは元々マンションにお住まいで全てワンフロアにまとまっていて欲しい！という方からのご相談も多いです。最近はロボット掃除機が優秀なので掃除のしやすさを優先されるかからもご相談が増えてきています。
メリット・デメリット
距離感
平屋と２階建てのメリット・デメリットは全て反対のことです。
平屋が人気な理由として先ほど「家族の時間」や「コミュニケーション」を大切にされる方に人気とお話ししました。これが嫌な人もいますよね？嫌というよりプライベート空間が必要な方もいますよね？最近ではご自宅でお仕事をしている方も多いです。ワンフロアだとお子さんのお友達が遊びに来たり、来客があったときに「お客さん導線」と「プライベート導線」を分けるのが難しいです。2階建てだとこれが切り分けやすいです！
日差し
価格のところでも少し書いていますが、平屋には広い土地が必要です。広い土地があるなら、もはや2階建てを建てるメリットがそんなにありません。
ですが首都圏では30坪前後で売られていることがほとんどです。首都圏に前後左右に隣の家があるのは当たり前で、その中で平屋を建てると一生、日光が入りません。
計算上は設計することもできますが、心地いい家は出来ません。天窓を付ければ日光が入るじゃん！そう簡単にはいかないんです。天窓は雨漏れの原因や暑すぎて後悔したというお言葉を多くいただきます。
耐震性
平屋は地震に強いです。2階建てに比べて、基礎が大きく、高さが無いので揺れにはものすごい強いです。
耐震性はこだわりたい方は、2階建てで金物などを付けるより、平屋にしてしまった方がよっぽど強い建物ができます！
光熱費
2階建てだと2階がどうしても暑くなります。平屋はワンフロアなのでエアコンをつける位置をしっかり考えれば、1台で家1棟涼しいなんてことも可能です。
屋根が大きいので、太陽光発電をのせれば発電もしっかりしてくれます。首都圏では近隣の陰で発電しにくいので注意が必要です！
まとめ
平屋は土地をしっかり選ぶことが必要です。特に神奈川県は近隣問題や塩害、土砂崩れなど自然環境や人間関係たくさん考えることが必要です。
弊社では営業ではなく設計士が土地探しから全てお手伝いさせていただきますので、遠方から引っ越してくる方も安心してお任せください。
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