目次
室内ドア(内部建具)のおすすめ7選
1.建具の選び方
2.テイスト別建具
3.コストの抑え方
室内のドアのことを建築用語で「内部建具(ないぶたてぐ)」と言います。
建具の選び方
低価格
価格を抑えたいという方におすすめなのが…
パナソニック「ベリティス」
LIXIL「ラシッサ」
こちらが比較表です↓

形と色に多少の差はありますが正直クオリティ、価格にほとんど差はありません。
こちらの商品は表面に木目などのシートを貼った商品になります。
一般的な、一番シンプルなもので1枚当たり5万円以下で購入できます!
家の建具をすべてベリティスやラシッサにすればコスト削減に大きく繋がりますよ。
家の中すべてを無垢の建具にしようと思ったら、100万円くらいの差が出ることもあります!
安いからと言ってデザインがイマイチかと言うと…
ちゃんとおしゃれなので安心してください!笑
ただ…
自然素材にこだわりたいという方は次の無垢の建具をご検討ください♪
無垢
おすすめメーカー2社
ウッドワン「ピノアース」

先ほど紹介したシート貼りの物とは違って本物の木材を使用しているので金額は少し高めです。
木材の種類は
ウッドワンが「パイン(松)」大樹の会が「杉」「ヒノキ」「栗」をメインに商品展開されています。
無垢で価格を抑えたいという方はウッドワンのパインがおすすめですが
「パイン」の特徴として「節」があったり
「黄色味が強い(イエベってやつですね笑)」ので
インテリアには合わない場合もあります。。。
そんな時は!
着色してある建具を採用するのがおすすめです。
ガラス
エコモの新築事務所にも採用させていただいているのですがサンワカンパニー「クアドロスリム」
こちらの商品は後ほどテイスト別でも詳しくお話ししますが
「シンプルモダン」
「事務所っぽい」
「ゴツゴツしたインテリア」
が好きという方におすすめです!
おまけ「造作建具」
エコモでは2件に1件は造作建具をご採用していただいております。
無垢の床に合う建具にしたい…
無垢のハイドアにしたい…
メーカーの既製品では満足できない…
という方はやっぱり造作建具がおすすめです!
テイスト別建具
エコモで人気なテイスト4つでご紹介していきます。

インダストリアル
このテイストにおすすめなのがLIXILのヴィンティアというシリーズです。

その中でもおすすめなのが
ネイビーブルー
ボトルグリーン
チャコールブラック
この3色です!
ペンキで塗ったような質感になっているので無骨なインダストリアルにはぴったりですよ!
無垢の建具が良い!という方は…
ナガイという会社さんの「バーンドア」がおすすめです。

鉄の金物を使って建具をぶら下げるようなデザインが特徴です。
名前の由来は…バーン(barn)=納屋
アメリカの納屋でよく使われていたそうです。

北欧
2つのメーカーさんを紹介します!
1つ目
ウッドワンのドレタスというシリーズです。
以前「ソフトアート」というシリーズだったのが2021年にリニューアルしました!
この「くすみカラー」がとっても綺麗なんです!
2つ目は…
LIXILの「キナリモダン」です!これは割と最近追加されたシリーズでソフトモーブ、ソフトグレーこの2色も良いくすみカラーなんです。

追記
2023年4月にリクシルから「NORTH FOREST」というもっと北欧テイストのシリーズが追加されました!
まだ実物は見れていないのですが絶対人気出ると思います。
ウッドワン、LIXIL
どちらも絶妙な色の違いなので実物を各ショールームでご確認ください!!
和風
こちらは大樹の会がおすすめです!
先ほども紹介していますが材料に「杉」「ヒノキ」「栗」を使っているので日本の木材であれば和風に合わない訳が無いんです!!
例えば…海外の木材で和風を作ろうとすると日本の木と木目が全然違うので難しいんですよ。。。
モダン
サンワカンパニーの「クアドロスリム」や「ノッポ」がおすすめです!
ガラスやモノトーンカラーが多いので無機質なインテリアにぴったりなので一度見る価値はあると思いますよ!
テイスト別の最後に…
各ショールームでこれだけは確認して!
というのが
「質感」です。
例えば…
「黒」と言っても艶あり、艶無し、ツルツル、デコボコ表面の仕上げで全然印象が違います。
建具は面積も小さくないので少し印象が違うだけでちぐはぐなインテリアになってしまいます。
まずは「自分の好き」を見つけてコーディネーターに相談してみてください。
コストの抑え方
コーディネーターのおすすめのコストの抑え方をまとめてみました。
開き戸は安い
引き戸と開き戸で約3万円の差があります!個人的にトイレの扉は「開き戸」一択です。
なぜかというと…
使っているときの音、水を流す音。
気になりますよね。。。
これが「引き戸」だと音を全く密閉できません。
防音室は「開き戸」が絶対なくらいです!
ガラスは最小限

ガラス無しの建具
ガラス有りの建具
この差は5~10万円ほどあります。
もちろんリビングや玄関などの明るさが欲しい場所には良いと思います!

ですが上記のような居室やトイレなどの小さい窓も無しにするだけでかなりコストカットできますよ!
ハイドアは見えるところだけ
これは要注意です!
今、流行りの「ハイドア」

全部屋の建具をハイドアにしたらかっこいいか。
そういう訳ではないです。。。
やっぱりインテリアのテイストに合わせて建具の高さを選定するのが正解だと思います。
例えば…シンプルモダンのようなスッキリかっこいいテイストはハイドアが似合います。
それに比べてカフェ風な可愛いテイストの時はハイドアは似合いません。
そもそも建具の標準高さは2mです。
これ以上大きいものにすると「オプション扱い」になります。
標準の高さにするだけでも1枚あたり2.3万円の減額になりますよ!
そもそも扉必要。。。?
建具1枚最低でも5万円はします。
5万円?と思うかもしれませんが
仕様打ち合わせで「5万円」を削減できる項目ってなかなかないんです。。。
例えば…
子供部屋の収納扉
パントリーの扉
シューズクローゼットの扉など
建具が無くても成立する箇所はたくさんあります。
でも、隠したいんだ!という方には「カーテン」で代用できる場合もあります。
ロールスクリーンであれば隠したいときだけ使えますし金額も1万円ほどで設置できます。
和風のお家であれば「のれん」の方がテイストにはぴったりです!
収納の中は空気が通った方が湿気やカビ対策になるので建具無しという選択肢もありだと思いますよ。
減額でお悩みの方は間取りとにらめっこしてみてください♪
最後に…
長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
お家づくりの参考に少しでもなったら幸いです。
高橋
この内容を動画でも見れますのでよかったら↓↓
https://www.youtube.com/channel/UCNGL-nscyfOO23Jv8O_UnuQ








