「なんちゃって」じゃなくて、本物が良い。(横浜/I様邸)

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空気が良くて心地良い。
自然素材住宅で健康的な家に住もう。
最初からブレなかった家族の考え。

横浜市に「自然素材の家」を建てたIさんに、その住み心地をうかがいました。

──住んでみて3年目、自然素材の家に住もうと思ったきっかけは?

子供が小さかったので。下の子はまだ赤ん坊ですし、いろいろなことが気になっていました。 うちの子は大丈夫でしたが、友達にアレルギーの子がいたりして、そういう方たちとお付き合いすることがきっかけで、食べ物も含めて自然素材のものを知りました。それで住宅もそうしたい、と思ったんです。

最初は住宅展示場などにも行ったけど、3年前のその頃には、自然素材住宅をチェックするようになっていました。当時は自然素材住宅が少しずつ出始めた時期でしたが、詳しく見ると「なんちゃって」ばかりでした。シックハウスなどが騒がれた時期だったし、それについて表面上対応している、という印象。そういうものをたくさんみていると、これはなんちゃってなんだな、というのも分かってくるし、こんな家はやだな、という気分になっていきます。表面だけが珪藻土とか。見れば見るほどそういうものが多かった。

ecomo(エコモ)さんを知ったのは、インターネットの検索で「自然素材 横浜」などで検索して知りました。そこでecomoの自然素材住宅が本物だと知って。最初は社長の家に行かせて頂いて、その後、見学会で何軒も見せて頂きました。

                

──実際住んでみて、住み心地はいかがですか?

良い点は、空気が良いところ。夏なんかは、帰ってきて玄関を開けたときに気持ち良いんですよ。今までは帰ってきてドアを開けるとモワッてしてたんですが、そういうことが無いんですね。
それから鉄板焼きなどをやっても、翌日におわない。ペットがいてもそう。飼っていない方も気にならないとおっしゃるレベルでにおわないんですよ。

気になる点、は、あまり思いつかないです。強いて言えば床は傷がつきやすいかな。やわらかいので。でもそれが良いかな、と私は思っています。味になっていくんですよね。
それから珪藻土壁や無垢の床なので、どうしても手入れをしなければいけません。それを大変だと思う方には難しいかも知れませんね。

でも、空気がきれいだったり、臭いを吸収してくれたり、湿度を調整してくれたり、 そういう機能と手入れの手間を差し引いたらどっちが良いか、と考えると、やはり健康的な生活をしたいですからね。

あ、気になる点は予算がもっと安ければ…。先ほど社長さんにも言いましたけど(笑)。でもね、安すぎてもいかがわしいかな、とも思うんですよね。

──価格はどうしてもネックになりますか?

土地と建物の価格に関して、どうするべきかいろいろ考えました。うちの場合、駅まで歩いていける距離ですし、どうしても土地の価格が上がってしまって建物にお金をかけられなくなる。そのバランスだと思うんです。

横浜・湘南はどうしても土地の価格が上がってしまう。横浜・湘南はローコスト住宅を建てる方が多いと聞きますが、後々かかる光熱費・修繕費用を考えるとどうなんでしょう。実際自然素材住宅に住んでみて、今までと比べるとそこにかかるお金が圧倒的に下がってますから、これが10年、20年と積み重なると費用はだいぶ変わってきますよね。

初期費用にお金をかけるか、ランニングコストにかけるか、 その間の住み心地はどうなのか、そこを選ぶ基準にしても良いと思います。

──これから家を建てたい、と考えている方へアドバイスをお願いします。

結局、どこをポイントにしようか、という部分は決まらないと思います。例えば、予算だったり、間取りだったり、住み心地であったり。それらの何かを切り捨てないと決められない。
理想のすべてを入れようと思うと、予算がネックになる。その中で、何を一番最優先にするべきか、を考えるべきです。

うちの場合、瓦じゃなくてガルバニウムの屋根にしたり、そういう部分で切り詰めをしています。 その中で、一番大切なものを家族で話し合って決めるべきです。それも気分によってまちまちなんですけど。昨日はこれが一番だと思っていても、明日は違うかも知れない。その中でコミュニケーションをとりながら決めるのがベストです。

うちの場合は、最初に自然素材住宅で健康的な家に住もう、ということがありましたから。そこをブレずに決めたことが一番良かったですね。考えてみれば、一番最初から建つ瞬間まで、そこだけはブレなかった。

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