フローリング編
こんにちは!
今回は、工程が前後してしまうのですが、エコモジュールのフローリングについてご説明します!
エコモジュールのフローリングの標準仕様は、パインの無垢材となっております。
パインとは、マツ科の針葉樹です。針葉樹は、広葉樹に比べて柔らかい材質という特徴があります。
床材が柔らかいと傷がつきやすかったり、汚れやすかったりするなどのデメリットがありますが、熱伝導率が低いので冬でも温もりを感じることができ、子供やお年寄りの方にも優しいメリットがあります。
もし、汚れや傷が出来てしまっても、ある程度はメンテナンス可能です!
別でメンテナンスについてもお話ししたいと思いますので、ぜひご覧ください!!
パインは、新しいと黄色や白っぽいという印象を持ちますが、だんだん年月が経つと“経年変化”といって茶色に濃く変色していきます。
こんなに変わるんです!
年々色が変化するのが醍醐味です!
エコモジュールの施工事例のお家です。
オプションにはなってしまいますが、エコモジュールでもパイン以外の木材を選択できます。
ecomoにサンプルがたくさんあるので、実際に見にきてください!
通常、無垢のフローリングにリボス社のアルドボスというオイルを塗って仕上げます。
アルドボスももちろん自然素材の塗料で、木材内部に浸透させ、硬化します。
色はクリアで、仕上がりもツヤ無しなので、無垢の木本来の見た目のまま仕上げることができるのです。
主な原料は亜麻仁油というもので、子供の使用するものや、食品を使用する場所でも安心してお使いいただけるものです。
メンテナンスにもお使いいただけます!
また、同じパイン材でも色つきの塗料を塗って雰囲気を変えることができます。
こちらもオプションにはなってしまいますが、パインの質感で色は変えたい!という方にはぴったりです!
パインのサンプルですが、こんなに色の種類があります。
パイン自体の種類も違ったりするので、まだまだたくさんサンプルがあります!
気になった方は、ご相談ください!
エコモジュールのHPできました!
ぜひご覧ください!
仕上げ編
今回はエコモジュールの仕上げについて、お話しします!
エコモジュールでは、コストを抑えつつも、レーヴとオーガニックフィニッシュという天然素材の仕上げ材料を使用しております。
まず外壁に使っている富士川建材のレーヴについてご説明いたします。
http://www.fujikawakenzai.co.jp/products/exterior/
レーヴは主に石灰、強度を保つためのセメント、質感を出すための無機骨材で構成されています。
外壁で気になることといえば、汚れや耐久性についてだと思うのですが、レーヴは空気中の二酸化炭素を吸収し、年々硬化する特徴がある上に、セメントが入っているので強い耐久性をもっています。
汚れについては、静電気が発生しない為、ほこりなどが付きにくく、太陽光による自浄効果もあるのです!
もし汚れてしまった場合も、高圧洗浄機なども使用できるので、お手入れも楽ですね!
また、透湿性に優れているため、壁内部の結露を防ぐ効果もあります。
さらに無機質の材料なので、高い防火性を持っています。
ecomoに、実際のサンプルがございます。
エコモジュールでも、色とパターンの選択ができます!
内壁に使われているのは、リボス社のオーガニックフィニッシュというものです。
https://iskcorp.com/ougah-about/
オーガニックフィニッシュは、オガファーザーという下地にデュブロンという塗料を塗る紙のクロスです。
日本では、一般的に塩化ビニールのクロスが主流になっています。
なぜ、環境や人によくないとされているビニールクロスが使われるかというと、塗り壁に比べて施工が簡単で、価格が安く、お手入れもしやすい所が理由です。
ですが、調湿性などが劣っているためカビが生えやすかったり、部分的な補修が困難というデメリットもあるのです。
オガファーザーは、天然成分を主成分とし、化学物質を気にせずに生活できます。
また、呼吸性があるため、湿気の多い日本でもカビを防ぐことが出来、ビニールクロスに比べて静電気が発生しないので、ほこりによるアレルギーを防げるメリットがあります。
オガファーザーには種類があり、再生紙+ウッドチップのウッドチップクロスと、バージンパルプを使ったフリースクロスというものがあります。
原料も再生可能なものなので、環境にも良いですね!
ビニールクロスは何年か経つと劣化し、張り替えなければいけなくなりますが、オガファーザーは張り替えの必要がないのです。
もし、メンテナンスしたくなったら、デュブロンという塗料を塗ることが出来ます。
デュブロンは天然素材100%で、チョークで出来た塗料でありながら、漆喰を塗ったような質感も得られるのです!
さまざまな色のバリエーションもあり、一般の方でも塗りやすく、10回以上塗り変えても問題ないので、メンテナンスとデザイン性にも優れています!
また、ecomoの標準仕様としている珪藻土・漆喰もオプションですが、選択可能です。
オリジナルのペイントタイプの珪藻土というものもあり、こちらも色が豊富で、メンテナンス性も良いので、気になった方はご相談ください!
部屋で仕様を変えたり、アクセントに使用することもおもしろいと思います!
エコモジュールについて、気になった方はお気軽にご相談ください!
電気編
今回はエコモジュールの自然素材仕様についてではないのですが、照明計画についてご説明させていただきます!
まず、照明を計画するにあたり、電気図というものを作成します。
電気図には、各部屋の照明器具や配置、コンセントの位置、分電盤や電気メーターなどが記されています。
こちらは、エコモジュールの標準電気図1F分です!
器具は、さまざまなマークで表現されます。
例えばダウンライトは、図面だと以下のようになっていて、、、、
実際の器具はこんな感じです!
一般的に2帖にダウンライト1灯(60w相当)が丁度良いとされていますが、人によって明るさの感覚などが違ってくるので、エコモジュールにベストな電気の配置を検討させていただきます!
電気図の説明として、お渡しする資料です。
こちらに、明るさの感覚や、照明の色、各器具の光について説明が記載されております。
また、コスト削減の為、寝室などの居室、ダイニングなどは、引掛けシーリングという下図のような器具を標準としております。
こちらにご自身でお好きなシーリングライトを設置いただけます!
各部屋 照明配線1か所、スイッチ1か所、コンセント2か所、エアコン用コンセント1か所(テレビは1棟4部屋)を標準としております。
標準は決まっておりますが、レイアウトの変更や、追加工事にて増やすことも可能です!
LANなどの配線もオプションで対応できます!
また、2回分の打ち合わせの中であれば、器具の提案もさせていただきます!
器具だけでなく、スイッチやコンセントプレートもお選びいただけます。
標準の仕様として選択できるのは、パナソニックのコスモシリーズ・アドバンスシリーズです。
コスモシリーズ
アドバンスシリーズ
その他のプレート類もオプションであれば、選択可能です。サンプルもございますのでぜひご相談ください!
上棟した後に、実際の現場で“電気打合せというものを行います。
電気打合せとは、電気器具(コンセント・スイッチ)の位置や数などの確認作業です。
電気打合せ後、まもなく配線の工事が始まるので、変更ができなくなってしまいます。
なので、お施主様と私たちで最終チェックをしっかり行うための現場打合せになります。
図面だけではわからない部分も、実際のスケール感で検討出来ると思います!
電気屋さんによる配線工事の後の様子です。
黒いボックスがコンセントやスイッチの箱になります!
器具が付くのが楽しみですね!
では、今回はこの辺で!
サッシ編
こんにちは!
皆さんはサッシの性能など、気にされたことはありますか?
通気、景観も大事ですが、サッシ自体の性能によって室内の快適さが大きく変化するのです。
実は、窓からの熱の出入りの割合は、50%を超えていると言われています。
サッシの性能が悪いと夏は暑く、冬は寒い家になってしまいます。
エコモジュール住宅のサッシは、LIXILのサーモスXを採用しております。
こちらは、ecomo標準仕様でも採用している高性能ハイブリット窓で、断熱効果・デザイン性が高いものとなっております。
まず、性能についてご説明します!
室内の温度と、外の温度の差があると結露が起こります。
窓枠に結露がおこると、カビなどの原因になり身体に影響が出る恐れがあります。
冬に発生しやすい結露ですが、窓の断熱性が高ければ抑えることが可能なのです!
また、断熱性能によって、エアコン・暖房の効率を高めることで、電気代の削減や、省エネの効果も期待できますね!
以前お話しした、パッシブ設計や断熱材と合わせることで、効果を発揮し、快適な住宅が出来上がります。
サーモスXについてアルミと樹脂を融合させたフレームの高性能ハイブリット窓です。
一般的に使われているのがアルミのサッシで、コストが安く、耐久性に優れています。
樹脂は寒冷地で広く採用されており、断熱性が高く結露が出来にくいメリットがあります。
サーモスXはアルミ樹脂複合サッシで、両方の利点が集まっています。
大まかに説明すると、見える部分はデザイン性の高いアルミを使い、見えない部分は断熱性の高い樹脂を使ってうまく使い分けをしている構造です。
サーモスXはフレームがスリムで、デザイン性にも特化しています。
通常の樹脂窓は断熱性が高くてもフレームが太く、サーモスXと比べると眺望の良さが全然違います!
フレームが細いと、熱を通しにくいガラス部分の面積が大きくなるので、断熱性能の向上も図れるのです。
もちろん耐久性は保持されています!
ecomoで標準としている、サーモスXはペアガラスの仕様となっております。
窓の断熱性がわかる値としてUA値(熱貫流率)というものがあり、この値が小さいほど熱を通しづらく、断熱性が高いといえます。
下記の数値が各サッシの熱貫流率です。
4.07:従来のアルミサッシのペアガラス
3.49:アルミサッシのLow-Eペアガラス
2.33:アルミ樹脂複合サッシLow-Eペアガラス
1.52:高断熱型アルミ樹脂複合サッシLow-Eペアガラス←サーモスX
数値の通り、従来のアルミサッシに比べて断熱性が大幅に高くなっていることがわかります。
フレームの内部構造にも特徴があり、中空層をたくさん作る「多層ホーロー構造」と樹脂部材で室内と室外をつなぐ「サーマルブレイク構造」によって構成されています。
サーモスXの断面はこのようになっています。
フレーム部分の部屋の数が多く、間の部材が樹脂という点が断熱のポイントということです。
現在施工中のエコモジュール住宅の写真です。
柱や梁、屋根の骨組みが出来、外壁に面材を貼り終えたら、サッシを取り付けていきます。
こちらは、サッシがついたあとの様子です。
お家のテイストによってサッシの色も合ったものをお選びいただけます。
だんだん形が見えてきました!
エコモジュールは、低コストでもecomo標準と同等の仕様で快適な住宅です。
気になる点がありましたら、ぜひご相談にいらして下さい!
断熱編
こんにちは!
今回はエコモジュールの断熱についてお話しします。
住宅の断熱材は、夏に外から暑さが入らないように、冬の室内の暖かさを逃がさないようにするための大事な材料なのです。
断熱性能が高いと、夏のエアコン・冬の暖房による電気代も浮かせることができます!
エコモジュールの断熱材は”セルロースファイバー”というものを使用しています。
セルロースファイバーとは
新聞紙のリサイクルによって作られた断熱材です。もちろん自然素材でできています。
新聞紙と聞くと、断熱性能や防火性能が心配、、、という方もいるかと思います。
ですが、セルロースファイバーは調湿効果、防虫効果、防音効果、防火効果、そして高い断熱効果を兼ね備えているのです。
一般的に多くの住宅には、グラスウールやロックウールなどというような断熱材を使用しております。
特にグラスウールがなぜ人気かというと、高い断熱性を持っていながらも、材料自体が安価な為です。
日本で多く使われ、施工者も慣れているので施工費も抑えることが出来ます。
これを聞くと、グラスウールを使えばいいと思ってしまいますが、グラスウールは施工によって断熱性が大きく変化します。
しっかり機能させるには、隙間を作らずに施工する必要があります。ですが、特別な施工業者を使わない為、欠損が出て来る可能性があるのです。
比べて、ecomoで使用しているセルロースファイバーは、専門の業者に施工を頼むので、欠損が少なく、しっかり断熱材の力が発揮されます。
また、グラスウールは湿気を吸いこんだとき、下の方へ落ちて行ってしまうという場合があり、長い目で見ると、将来断熱の効果が大幅に落ちてしまうことが考えられます。
セルロースファイバーは他の断熱材に比べて高価ですが、コストを抑えたエコモジュールでも採用しています!
セルロースファイバーの効果
セルロースファイバーは、細かいので密度が高く、他の断熱材と比べて隙間を作らず施工できます。
そのため長年の間、断熱効果を発揮します。
木と同じ性質をもつセルロースファイバーは湿気を吸放湿することで、室内を快適な湿度に保ち、壁の結露を防ぐ調湿効果をもっています。
また、防音効果については、セルロースファイバーの密度が高く、吸音の効果もあるため、外の音は気にならない程度です。
さらに、セルロースファイバーにはホウ酸が含まれています。ホウ酸は以前「エコボロン」でお話ししたようにシロアリなどの防虫効果も期待できます。
ホウ酸による防燃処理も施されているため、準不燃材料にも認定されております。
ここでエコモジュールの断熱処理後の写真をお見せします!
壁一面に敷きつめ、断熱しています。
こちらは、床断熱の様子です。
ecomoの標準仕様では、このように床下・壁・屋根にセルロースファイバーを施工します。
住宅の断熱性によって、快適度が大きく変わってきます!
セルロースファイバーは、安全な上にしっかり効果の出る断熱材となっております。
エコモジュールの断熱について、気になった方はぜひご相談にいらして下さい!
では今回はこのへんで!
パッシブ設計編
第三回目はエコモジュールの設計についてお話しします!
ecomoではパッシッブデザインによる、夏は涼しく、冬は暖かい家づくりをご提案しております。
パッシブデザインとは、ガスや電気を使う冷暖房器具などの機械を使わず自然の光や風を利用した設計です。
エコモジュールも、このパッシブデザインにこだわって設計しております。
平面図・パースでご説明したいと思います!
こちらはエコモジュールの1F平面図です。
青い矢印は風の通りを表しています。
風はその土地や、方位によって通り方が違う為、窓の配置・向きは重要になってきます。
風通しを良くするためにこんな工夫があります!
平行に配置する場合、吊元という窓の軸側の部分を内側にすると、、、









エコボロン編
第3回エコモジュールブログです!
突然ですが、木造住宅の劣化原因はご存知ですか?
実は1位が腐朽で2位がシロアリと言われています。
以前のブログで基礎・躯体・モイスのすべてにシロアリを防ぐ効果があるとお話ししましたが、さらにシロアリの対策として、エコモジュールの家にはエコボロンという防蟻剤を構造体に塗っています。
このように職人が、防蟻処理をしていきます。
エコボロンはホウ素系木材保存剤として、日本で初めて日本木材保存協会の認定薬剤として登録されている防蟻剤です。
薬剤と聞くと有害なイメージをもたれる方もいるかと思います。
農薬系の防蟻剤は健康被害も多く、シックハウス症候群の一因とされている上に、シロアリへの効果は数年しか持続しないなどと心配な点が多くみられます。。。
農薬系の防蟻剤が最大約5年で効果がなくなる一方、エコボロンは予防効果が5年を超える長期間持つので、再処理を何度もする手間やコストもかかりません。
エコボロンは木材に染み込ませ、蒸発・分解しない為、空気を汚すこともなく効果の持続力も高い防蟻剤です。
主成分は海水や温泉水中に多く含まれるホウ素で、少量摂取してしまった程度では問題なく、急性毒性は食塩と同じ程度なので過剰摂取をしなければ大丈夫です!
人間などの哺乳類は腎臓があるため、浄化されるのですが、害虫にとっては、どんどん体に蓄積される毒となります。
実際に身近では、目薬やコンタクトレンズの保存液などに使用されている成分ですので安心してください。
自然素材ですが、住宅の寿命を延ばすことが期待できますね!
今回はエコボロンでのシロアリ対策についてお話ししましたが、不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
エコモジュールでは上記のようにecomoの注文住宅と同様、自然素材にこだわり、妥協をしていません。
人と自然に優しい住宅になっています!
次回は設計についてお話していきたいと思います!
楽しみにしていてください!!
モイス編
こんにちは!第2回目のエコモジュールブログです!
今回は、モイスについてご説明します。
まずモイスとは、ecomoで使用している耐力面材です。
エコモジュールは、通常の注文住宅同様に自然素材で作っております。
もちろんモイスも自然素材の鉱物が主成分で有害物質を含みません!
日本は地震や台風が多い国です。地震・台風などから建物への被害を防ぐには、耐力壁という壁材が重要になっています。
耐力壁の強さを表すのが、壁倍率という数値です。この数値が大きいほど強い壁ということになります。モイスは、他の木質系、無機系の壁材と比較しても、バランスが良く壁倍率も大きい数値が出ています。
住宅の壁に強度を増す為、圧縮の力に働く筋交いを入れるのですが、モイスは引張力という揺れなどの力に強く働きます。
また天然の鉱物が主成分なので木質よりも耐火性能にも優れており、有毒ガスの発生もありません。
さらに湿気に強く、透湿性を有しているので高湿度になると外部に排出する調湿性能があります。そのため、壁内の結露を防ぎ、カビの発生、木材の腐食を防ぐことが出来るのです。
設計当初の強度を保つには、腐らせないことが重要ですので、湿気への対策によって品質が左右されます。
他にもシロアリの被害を軽減させたり、断熱性能・防音性能が優れているなど、さまざまなメリットがある建材です。
もちろん天然素材なので、環境にも人にも優しい成分になっています!
こちらはモイス施工後のエコモジュール住宅です。
そして、内部はこんな感じです!白い壁の部分がモイスです。
壁一面にしっかり貼ることで外力から家を守ります。
モイスを貼り終えたら、上から断熱材や下地、仕上げなどを施工していきます。
こちらについてはまた今度お話ししたいとおもいますので、ぜひご覧ください!
基礎・躯体 編
こんにちは!
これからこのブログでエコモジュールについてお話ししたいと思います。
実際に施工中のエコモジュール住宅に並行して更新していきます。
細かい説明や施工写真ものせていきますので、お楽しみに!
まず、家を建てる工程の最初の段階「基礎・躯体」について、お話しします。
基礎とは、建物を支え地盤に定着させる役割を担っている、一番下のコンクリートの部分です。
現在施工中のエコモジュール住宅の基礎写真です。
更地の状態からこのように出来上がっていきます。
住宅の基礎には一般的に、ベタ基礎と布基礎を採用しており、ecomoではベタ基礎を採用しています。
ベタ基礎の特長としては、地面をコンクリートで覆っているため、害虫や湿気などからの被害を防いでくれるというメリットがあります。
基礎工事の工程は、最初に「地縄張り」という建物の配置の印をつける作業をし、「根切り」という重機で土を掘り起こす作業をします。
次に「砕石敷き」をし、地盤を固め、防湿シートの敷きつめ、捨てコンクリートを流します。
これは、「墨だし」とよばれる印付けや距離を測るためです。
そして、鉄筋を組みます。
次は、型枠組みをし、アンカーボルトの設置、コンクリート打設をしていきます。
コンクリート打設が終わったら、養生をして強度が出るのを待ちます。
最後に雑コンと言われる不要な部分を取り除いて仕上げたら、基礎の完成です!
基礎工事が終わりましたら、上棟という、土台・柱・梁などの住宅の骨組部分を取り付ける工事をします。
ecomoでは、躯体の材料に、「山長」と「天竜」というブランドを使用していますが、
エコモジュール住宅には山長商店を採用しているので山長についてご説明します。
山長商店は、国産無垢材で全国でも数少ないJAS認定を受けているブランドです。
和歌山県の紀州材で、品質の特徴としてよじれのない気質、強度特性に優れた目の詰まった高樹齢材があげられます。
無垢材は強度にもバラツキがあり構造材としての見極めが難しかったのですが、こちらは徹底した製品・強度などを管理し、集成材と同等に安定している製品です。
エコモジュールの構造体は梁にスギ、土台・柱にヒノキを使っています。
スギ、ヒノキは腐朽菌に強く、ヒノキを土台や柱に使用することで、シロアリ対策の効果にもなるのです。
こちらも現在施工中エコモジュール住宅の写真です。
躯体が出来ると、家の形がだんだん見えてきますね。
エコモジュールはコストを抑えつつ自然素材へのこだわりは変わらない住宅です。
ecomoの自然素材について、気になることがございましたら、ご相談にいらしてください。
今回は基礎・躯体についてお話ししましたが、エコモジュールについてこれから随時更新していきますので、ぜひブログに足を運んでください!
お問い合わせはこちら⇒☎0120-75-7355