心から好きだと思える家に住めることに、
しあわせを感じています。

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いるだけで楽しくなる、家族が仲良くなる家ができました。

Profile

家を持つなら、子供の頃過ごしたような山が見えるところ、と決めていたO様ご夫婦。ふだんの暮らしのなかで、オーガニックやナチュラルなものを探すうち、ecomoに巡り合ったそうです。家を形づくるひとつひとつの素材を丹念に吟味し、居心地の良い空間をつくりあげたO様ならではの「家づくり」の秘訣を伺いました。

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Interview

──家を建てるにあたり土地はどのように探されたのですか?

自分たちで良さそうなところを色々と探しました。その中から候補の土地をいくつかecomoさんに評価していただき、相談する中で最終的に今の場所に決めました。

──最初のecomoとの出会いはどんな感じでしたか?

以前の住まい(賃貸)から実家に帰省する道の途中にあったのがecomoさんです。

元々オーガニックやナチュラルなものを生活に取り入れていたので、自然食品店を見かけるとつい立ち寄っていました。自然食のレストランもあるようだし、一度寄ってみようと立ち寄ったところ、特にmarumaru(パン屋)が気に入ってしまい、実家帰省の時だけでなくテラスモール湘南に出掛けるときなど、通りかかる度に立ち寄るようになっていました。

それである時、ああ、ここはもともと家づくりの会社(施工会社)なのか!と気づくことになり。
その頃は、まだ家づくりのタイミングを決めかねていましたので、あまり興味なかったのですが、数年してさあそろそろ動こう、となったときにecomoの家を見てみようという気持ちが自然に沸いて。

それでまずは、完成見学会に行ってみようと。

そこで初めて訪れた完成見学会で、もうここにお願いしよう、と夫婦で決心が一致しました。

──なぜecomoで家づくりをしようと思ったのですか?

スタッフの皆さんの和やかさや、説明が誠実で丁寧であったこと、どの施工事例を観ても無駄がなくすっきりしていて自分の好みと合致したこと、何より、珪藻土の壁に惹かれたのがいちばんの決め手でした、機能性はもちろん、この質感は他にはないな、と思って。

家を考え始めた時、子供の散歩中などにもよく家のデザインだけでなく。外壁の素材も見ていたんです。でも、建売や他のハウスメーカーの人工的な外壁の、量産されたもの独特の均一な……無表情というか、なにか「違和感」があって、好みのものがなかなか見つけられずにいました。

でもecomoさんの珪藻土壁、漆喰壁を見たときに、それが一度に解消されたんです。自分が探していたのはこういう壁だって。

その後も念のために自然素材を取り扱っている施工会社さんを調べてみたのですが、やはり自然素材というとデザインが和によりすぎているというか。

これだ、というところがほかにヒットしませんでした。

また、ecomoさんはひとつひとつの建築素材にこだわりや情熱があるというか、いいものを作ろう、という心を感じて。

会社として、人として誠実な印象でした。

人生でいちばん大きな買い物ですし、これから様々なことを相談していく上で、やはり人としての信頼感は大切と思っていましたので、迷わずecomoさんにお願いする決心をしました。

──特に気に入っている場所をあげるとしたら、どこでしょう?

そうですね。どこも気に入っているんですが、特にあげるとすれば、階段の本棚と、出窓、珪藻土の壁ですね。

──なるほど。この本棚はひと目見た時から気になっていました。吹き抜けの壁面を生かしつつ、階段とのリズムのバランスもいい、まさに見せる本棚ですね。

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ありがとうございます。実は、家を建てるなら本に囲まれた部屋が欲しい、できれば、いちばん滞在時間の長いメインの部屋に、と、ずっと夢のように思い描いていました。 それならリビングの吹き抜け階段の壁にどうでしょうか、とecomoさんが提案してくださったんです。しかもこんなに美しく仕上げくださって感無量です。これがこの家のアイデンティティというか、これがあることですごく「自分たちらしい家」になっていると思います。

──この出窓と出窓ベンチも、とても気持ちよさそうですね。なぜ、この形だったんですか?

自分の実家に この縮小版のようなものがあって。気づくと腰掛けてしまう場所というか。 その実家は もう建て替えてしまって無いのですが、自分の家を持つときは 同じような場所があったらいいなと思っていました。 この出窓があることで、結婚して新たに構えたこの住まいにも、自分が子供の頃育った昔の家のイメージがいつも重なっていて、時間も空間も違えど、同じくつろぎを共有している感じが、気に入っています。 窓から観える山の木々で季節の移ろいをいつも感じられるところも気に入っているんですよ。

──珪藻土の壁も、当初からのこだわりですよね。どんな時に良かったと感じますか?

完成見学会での 最初の印象からして惚れ惚れしていましたが 暮らしはじめて その良さを一層感じています、このやわらかい白に包まれている しあわせは 写真では絶対に伝わらないのですが、唯一無二です。

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もともと 壁に あれこれ 飾ったり 天井から オブジェを吊るしたりするのが 好きなのですが、この住まいになって、佳い壁なので、その必要がないというか、あまり飾らなくなりました、そのくらい、この壁が好きです。

──住み心地はいかがでしょうか?

住み心地はとても佳いです、というか しあわせです。 窓の配置や大きさなどは ほとんどお任せしましたが、夏や冬の住環境、風通しや 採光、どれも とても快適です、素人ではわからない 細かな配慮や 工夫がされているのだな、と住み始めて ひとつひとつ しっかり 感じています。 

決して 富裕層ではない 私たちですが、無理のない予算内で あれこれ 工夫してくださり、私たちのような 一般家庭でも こんなに 快適で、自分たちが 心から好きだと思える、満足度の高い家に住めていることに しあわせを感じています。

──生活は変わりましたか?

生活スタイルというか、街の住環境や自然が近くにあることも含め、この心地よい住まいに暮らすことで圧倒的に家族の幸福度みたいなものがアップしました。

──建て終わってecomoとの繋がりはありますか?

完成してもうすぐ一年ですが、困った時にはすぐに相談に乗っていただいたり、駆けつけていただいて。設計施工時だけでなく、完成後も変わらず誠実にご対応いただいて、安心して暮らせています。

──最後にこれから建てる人にアドバイスをお願いします。

壁や床の「素材」が佳いのはこんなに快適でしあわせなのだな、と暮らしはじめて、より実感しています。
自分の住まいを考えるとき、自分が心地よいと感じるイメージやデザインを(写真などで)たくさん集めて、より具体的に絞っていく作業はとても重要になると思いますが、デザインだけでなく素材や質感など感覚的な部分も大切にすると、よりよい家づくりができる気がします。
自然素材の家は、予想以上に心地よいです!

設計士からひとこと

「ダイニングテーブルが中心で」
リビングを中心というご依頼が多い中とても印象が残るご依頼でした。ダイニングを通らなければ2Fに行けない階段、ダイニングテーブルに座って窓の向こうの景色を眺めたくなるような配置にしました。本が大好きなお施主様、ダイニングの近くで自然と取れる場所にを考え生まれた本棚、光がさんさんと入る吹き抜けもダイニング上に……お施主様から頂いたコンセプトがうまく実現出来たかと思います。