身軽に暮らす家族のための平屋の住まい。コストのかけ方も無駄なく先に備えて

目指したのは受け継がれる住まい。広さより、質の高い素材と性能を優先

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趣味である山歩きの経験から、多くのモノを持たず身軽に暮らしたいと考えるようになったW様。この理念を生かし、ecomoと共に自然素材を活かした開放感のある明るい平屋を造り上げました。W様のライフスタイルとその家づくりについて伺いました。

── 家づくりの際に特に重視したポイントは何でしょうか

家は必要最低限の広さでいいと思っていたので、シンプルな平屋を希望しました。その分、自然素材を使って、しっかりした性能で建てれば、長く住める家になります。子どもや孫にこの家を残すことができれば、次の世代は家づくりに大きなお金をかける必要がなくなりますし。

玄関ポーチを広く取り、住まいの顔となるファサードデッキとして設計。小さな公園のようなオープン外構と連続して、家の中と外をつなぐ中間的な場所に。室内のプライバシーを守りながらも、街とつながるデザインになった。建物の外観は庇や板の貼り方で水平ラインを強調し、安定感のある平屋らしい佇まいを演出している。

──ecomoに決めたポイントを教えてください。

無垢材や漆喰などの自然素材とセルロースファイバーの断熱材を標準採用しており、メンテナンス費や光熱費などのランニングコストを抑えられること、そして環境に配慮している会社だということが決め手でした。

──エコモとの家づくりで印象に残ったことはありますか?

明るく開放感のある平屋、カーテンを閉めずに暮らせること、趣味のバイクや山道具も置ける広い玄関土間、リビングとつながるウッドデッキなどの要望を伝えたところ、3DCGでプランを作成してくださいました。毎回、打ち合わせの内容を反映してくれたので分かりやすかったです。

玄関扉を開けたとたんに広がる開放的な空間。大型バイクが置ける広々とした玄関土間には、山歩きの道具も収納されている。「土間が広いので、ちょっとした作業など、いろいろなことに使えてすごく便利ですよ」とW様

──お気に入りポイントはありますか?

天井はレッドシダー、床はパインの無垢材を自然塗料で着色しています。床はイメージしていた色合いがあったので、コーディネーターさんに何度も塗料の配合を調整していただいて決めました。期待通りの仕上がりです。

──実際に住んでみて家の住み心地はどうですか?

勾配天井のリビングからは窓越しに空を眺めることができます。夜になると月明かりで部屋の壁が照らされてとてもよい雰囲気になりますよ。シンプルな空間だからこそ感じることができる豊かなひとときを満喫しています。

設計士からひとこと

平面が大きい平屋でも忠実にパッシブデザインを追求、お日様の陽が入るように設計したお家になります、外観デザインも地域の雰囲気にひっそり溶け込みように検討しました。