№3 キッチンを再考する

ご無沙汰しております。

 

小村です。

 

こう見えて僕、料理が得意です。

料理ってどことなく建築と似ている気がします。

 

食べる人とその風景を想像しながら頭の中で計画して

下ごしらえをしっかりした具材を

絶妙なタイミングで、合わせていく。

最後にきれいな器に盛り付けて、飾りをつけていく。

 

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今回、僕がキッチンで再考したいのは、キッチンの腰壁です。

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腰壁は、LDKのダイニングとキッチンをゆるやかに仕切り

設備機器のメカニックな部分を上手に隠して他のインテリアとの調和をとるなど

様々な効果があります。

 

 

工事でいうと大工さんの造作工事となり

最低限のルールをおさえれば

高さや奥行き、形状もかなり自由度の高い部分だと思います。

 

 

 

そこで、カレー職人として厨房に立っていたことを思い出しながら

計画してみました。

口下手なので、図面で失礼します。。。

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これが現在の僕の理想のキッチン腰壁です。

 

 

コンセプトは『調味料・カトラリー・トレイから設計する」です。

キッチン特有のアイテムを収納するという機能を付け加えて考えてみました。

調味料のサイズの調査とめんつゆのCAD化は苦労しました。。。

 

 

 

例えば

音楽を聞きながら料理することが好きな方はスピーカーを埋め込むとか

タブレットでレシピをみながらという方はUSBジャックをつけるとかも

面白い感じですね。

 

毎日の何気ない行動を抽出し、それを腰壁に機能として加えて

新しいお気に入りの空間をつくってみてください。

 

今年もお世話になりました。

来年も細かい話ばかりするつもりです。

あまり期待せずにお待ちください。

よろしくお願いします。

 

ecomo小村